【活動大学レポート③】 東京工業大学(現・東京科学大学)がワークショップを行いました!
東京工業大学の建築学系、都市・環境学コースの真野研究室に所属する大学院2年生3人と大学院1年1人が8/16(金),18(日)の両日、中津川市の小学生〜高校生を対象にしたワークショップを開催しました。真野研究室は地方都市の地域活性化や地域再生について学んでいる研究室であり、今回は中津川の大切な資源である、歴史的街並みと木材について深く知ってもらうための取り組みを行いました。
(※本記事は、開催時点の校名で記載しております。)
どんなことをしたのか
〇中津川宿クイズとまちあるき
ワークショップの初めに、今回のランプシェードを配置する中津川宿の歴史や建築物の特徴について、クイズを通して参加者の方々に知ってもらいました。その後クイズで学んだことについて、本町でのまち歩きにて確認しながら、今回作成するランプシェードの設置場所を認識してもらいつつ、デザインを少し考えてもらいました。
◯木材クイズ
ランプシェード作成にあたり、使用する中津川の木材「東濃ひのき」についてクイズを通して参加者の方々に知ってもらいました。クイズでは、実際のヒノキ材に触れながら、東濃ひのきとはどういった木材なのか考えてもらいました。
◯ランプシェード作成
クイズやまちあるきを踏まえ、地域の方からいただいた東濃ひのきを用いて、ランプシェードの作成に取り組んでいただきました。自由に端材を組み合わせ、中津川宿らしいデザインを表現した個性豊かなランプシェードが完成しました。
◯設置
作っていただいたランプシェードに防水塗装を行った後、事前に設置許可を頂いていた中津川宿の各所にランプシェードを設置しました。
どんな学びになったのか
・地域を知る
・まちづくり
・企画立案
・調整業務
・広報PR
・景観
・調査
・分析
今回は、どのようにしたら中津川という地元の街の魅力をもっと住民の方に知っていただくことが出来るのかを考え、中津川の「地域資源」に着目しました。進めていく上で、材木店や地域団体等の地域資源に密接な方々にヒアリングを重ね、関係を築き、情報や資材等の協力を得ることが出来たことが非常に今回のイベントの成功には欠かせないものであったと感じました。また、そのように様々なプレイヤーを巻き込み、繋ぎながら何か一つのことに向かって進んでいくことが学生にとっても地域にとっても非常に重要なことなのではないかと感じています。