coagari学習会「出張!加子母木匠塾 建築学科卒業生と木製ボードゲーム作り」を開催!
coagariでは、高校生や大学生などを対象に、将来の進路選択や探求心の向上につながる学習会を、年10回ほど開催しています。1月、2月の学習会は「出張!加子母木匠塾 建築学科卒業生と木製ボードゲーム作り」と題してひと・まちテラスで開催し、地元の木材を使ってオリジナルの「なかつがわ将棋」を作りました。
※加子母木匠塾・・・全国8大学の建築学科の学生が、加子母地域に滞在しながら木造建築を学ぶ取り組み
どんなことをしたのか
○生徒に建築の仕事について知ってもらうとともに、地元の木材に触れる機会を創出することを目的に開催。中津川の特産品や観光地などをイメージした「なかつがわ将棋」を作り、ひと・まちテラスを訪れる利用者に遊んでもらうことでにぎわいを創出しようと、加子母地域で「地域おこし協力隊」として活動する、建築学科出身の原田佳苗さんと山本明斗さんが企画しました。
〇1月と2月の2日間の日程で開催し、中津高校と恵那高校からのべ7人が参加しました。1日目の前半は、原田さんと山本さんからこれまでの経験などについて話を聞いた後、将棋のそれぞれの駒のデザインについて意見を出し合いました。
〇「銀将」は「アユ」(キラキラ銀色に輝くことから)、「歩兵」は「栗」(栗がコロコロ転がるように進む様子から)など、ユニークなアイデアがたくさん出ました。
〇1日目の後半と2日目は、中津川市産のヒノキなどをのこぎりで切って、将棋の盤面や駒を加工する作業を行いました。駒は木の枝を輪切りにして作り、駒の種類によって厚みを変えるなどの工夫をしました。また、ヒノキの板を組み合わせて約65センチ四方の大きな盤面を作りました。
生徒たちは、原田さんと山本さんからこつを教わり、すぐにのこぎりを使いこなしていました。
〇その後、焼きペンを使って駒に文字やイラストを描きました。将棋の駒は40枚必要で、全員で協力しながら一つ一つ丁寧に仕上げました。
〇将棋が完成すると「かわいい!」「お~!」という声が上がり、みんなで達成感を味わいました。
〇参加した生徒からは、「地域のことを考えながら将棋のデザインを考えたり実際につくる事が出来て楽しかったです」などの感想がありました。
〇将棋は、3月3日(月)から3月16日(日)までひと・まちテラス1階に展示し、来館者に自由に遊んでもらいます。
どんな学びになったのか
どんな学びになったのか
・地産地消
・地域の魅力の再発見
・地域で活躍する人との交流
・地域への愛着の醸成
・将来の進路選択について考える