coagari学習会「出張!加子母木匠塾 木造建築を学んだ大学院生と地産地消の木製小物づくり」を開催!
coagariでは、高校生や大学生などを対象に、将来の進路選択や探求心の向上につながる学習会を、年10回ほど開催しています。11月は「出張!加子母木匠塾 木造建築を学んだ大学院生と地産地消の木製小物づくり」と題し、ひと・まちテラスで地産地消の木材を使ったワークショップを行いました。
※加子母木匠塾・・・全国8大学の建築学科の学生が、加子母地域に滞在しながら木造建築を学ぶ取り組み
どんなことをしたのか
○中津高校と恵那農業高校、恵那高校から6人が参加。加子母地域で「地域おこし協力隊」として活動する、建築学科出身の原田佳苗さんが講師を務めました。
〇原田さんは大学生のときに加子母木匠塾に参加した経験や、社会人として建築の仕事に携わった話、地域おこし協力隊として加子母に戻ってきた理由、加子母地域の魅力などについて語ってくれました。
○その後、中津川市産のヒノキと広葉樹を使い、クギを使わない伝統的な建築技法「継手(つぎて)」をモチーフにしたコースターを作りました。のこぎりの使い方を教わり実際に木を切る練習をした後、コースターのパーツを自分で切って紙やすりで削り、パーツ同士がぴったりと継ぎ合わさるように加工しました。
〇のこぎりの使い方に慣れていない生徒も、原田さんからこつを教わりながら、真剣な表情で木材を加工していました。コースターは、焼きペンで文字を描いたり、オイルを塗ったりして仕上げました。生徒たちは、ものづくりの楽しさや地元の木材の魅力を感じながら、建築の仕事に理解を深めていました。
〇参加した生徒からは、「地域にもいろんな技術があることを知りました」、「建築を通して地域の活動をしているなど、いろんな話を聞いて(建築の)イメージが変わりました!」といった感想がありました。
どんな学びになったのか
・地産地消
・地域の魅力の再発見
・地域で活躍する人との交流
・地域への愛着の醸成
・将来の進路選択について考える